給水原価と供給単価について
給水原価(水道水1㎥をつくるための費用)
給水原価とは、水道水1㎥を供給するために必要となる費用を示す指標です。
当企業団の給水区域には、表流水や地下水などの取水可能な水源がないため、遠く離れた利根川を水源とする水道用水供給事業体から浄水を購入しています。水源条件は事業体ごとに異なりますが、当企業団の場合は水源が遠方にあることなどの要因により、近くに水源を持つ事業体と比べて給水原価が割高となっています。
供給単価(1㎥あたりの収益)
供給単価とは、水道水1㎥あたりの収益を示す指標です。
給水原価と供給単価の比較
当企業団では、給水原価と供給単価の間に差が生じており、不足が発生しています。
令和6年度
給水原価:249.24円/㎥
供給単価:232.31円/㎥
不 足 分 : 16.93円/㎥

地方公営企業は本来、経費を料金収入で賄う独立採算制が原則です。しかし当企業団では、水道事業の公共
性を踏まえ、不足分16.93円について千葉県および構成市町からの補助金で補填することで、現在の水道料金
を維持しています。
【利根川から各家庭へ届く流れ】
①利根川から第一導水路に引き込まれた水は、香取市の両総用水第1揚水機場(A)でくみ上げられ、北部幹線
用水路を通り、栗山川(B)に送られます。
②栗山川を下った水の一部は、光浄水場で浄水された後、当企業団の松尾配水場(C)へ送られ、松尾配水場か
ら山武市(松尾・蓮沼地区)と横芝光町(横芝地区)へ配水されています。
③同じく、栗山川を下った水は、横芝揚水機場(D)でもくみ上げられ、房総導水路を通って東金浄水場で浄水
された後、当企業団の大網配水場・東金配水場(E)へ送られ、2つの配水場から 大網白里市、東金市、九十
九里町、山武市(成東地区)へ配水されています。
